2020-03-10 第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
去年の一月に、沖縄の地元紙がアメリカの情報公開法で米軍内部資料を入手をしたと。それによりますと、米軍が二〇一四年から一七年にかけて調査したこの嘉手納の十三か所で、飲料水の生涯健康勧告値をはるかに超える汚染があったという結果なんですね。 つまり、アメリカ側は汚染を十分認識しているはずなんですよ。にもかかわらず、日本には通報をしていないと。
去年の一月に、沖縄の地元紙がアメリカの情報公開法で米軍内部資料を入手をしたと。それによりますと、米軍が二〇一四年から一七年にかけて調査したこの嘉手納の十三か所で、飲料水の生涯健康勧告値をはるかに超える汚染があったという結果なんですね。 つまり、アメリカ側は汚染を十分認識しているはずなんですよ。にもかかわらず、日本には通報をしていないと。
ところが、きわめて重大なことは、今回、わが党のその後の調査に基づいて初めて明らかにすることでありますけれども、沖繩の施政権返還以後も、この第四〇〇弾薬整備部隊には、核兵器の保全や整備だけを専門的に行なう核兵器要員が引き続いていることが、一九七二年の六月の米軍内部資料で判明しました。この事実は、復帰後も同部隊が核兵器を持ち込んでいることの具体的な証明であると考えます。